スズキ、2025 日本パッケージングコンテストでジャパンスター賞「経済産業省製造産業局長賞」を受賞 ~海外向け自動車部品インジェクター集合包装改善~(2025年8月27日)

「海外向け自動車部品インジェクター集合包装改善」がジャパンスター賞「経済産業省製造産業局長賞」を受賞(ニュースリリースより引用)

従来の包装資材
改善後の包装資材

 スズキ株式会社は、公益社団法人 日本包装技術協会が主催する「2025 日本パッケージングコンテスト」において、スズキが取り組んだ「海外向け自動車部品インジェクター集合包装改善」がジャパンスター賞「経済産業省製造産業局長賞」を受賞しました。

 本受賞は王子コンテナー株式会社と共同開発し出品したもので、「空間容積の縮小、簡易包装化や減量化等、包装の適正化に貢献していること」が評価されました。

 従来の海外向け自動車部品インジェクターの包装は、部品を横向きに並べる仕様で、樹脂トレーや緩衝材も使用していたため、作業に時間を要していました。

 今回、インジェクターを縦向きに収容できる段ボール製の包装資材に変更したことで、収容効率向上や作業時間の削減に加え、プラスチック製包装資材の完全廃止を実現しました。

 今後もスズキは、「小・少・軽・短・美」の理念を具現化し、経済性と地球環境に配慮した包装資材の開発を進めていきます。また、働き手の立場に立ち、作業性の向上にも努めてまいります。

改善内容と効果

1. 収容効率向上……収容レイアウト変更により、収容数が96本から120本へ25%増加。空間容積を6%縮小。
2. 作業性向上(簡易包装化)……緩衝材で製品を保護する作業から、製品を穴に差し込むだけの簡単な作業に変更し、作業時間を65%削減。
3. 環境負荷軽減(包装の減量化)……プラスチック製包装資材から段ボール製包装資材へ変更したことで、プラスチック製包装資材を完全廃止。
4. 低コスト 安価な段ボール製資材を採用し、資材点数を削減したことで、資材費を64%削減。

日本パッケージングコンテスト概要

日本パッケージングコンテストは公益社団法人 日本包装技術協会が主催する、包装におけるデザインからロジスティクスに至るまでのその年の包装の最高峰と優秀群を決定するもので毎年開催されています。
◎公益社団法人 日本包装技術協会HP:https://www.jpi.or.jp/index.html🔗

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スズキ、2025 日本パッケージングコンテストでジャパンスター賞「経済産業省製造産業局長賞」を受賞 ~海外向け自動車部品インジェクター集合包装改善~